肩関節周囲炎、凍結肩、癒着性関節包炎などとも呼ばれ、40~70代の女性に多くみられます。 発症すると肩の痛みが長く続き、肩関節が硬くなります。 肩凝りとは全く違うものですが、肩凝りがあると症状は強くなります。 痛みと拘縮 基本的な症状は痛みと拘縮です。 筋肉の炎症が強い場合、痺れを伴う事もあります。 痛みは発症当初から強く全ての動きに痛みが伴います。 使いすぎると腕全体、手指まで痛みが波及します、稀に胸部痛を訴える方もおられます。 拘縮は損傷状態にもよりますが早期には痛みの方が強く制限域まで持ち上げる事が困難です。 初期に安静期間が長くなると拘縮が強くなります。 結滞動作や挙上、外転内転、内旋外旋に制限が出ます。 特に内外旋の動きが著名に拘縮する為全ての肩の動きに制限がかかります。 回旋筋の筋力低下や腱板断裂が著しいと上肢の運動がほとんどできず、前方挙上も20度ほどしか上がらず、上着の脱ぎ着もままならない状態になります。 改善するには、 痛みが主になる場合の施術は、肩甲下筋や小円筋、棘上筋、棘下筋など肩関節腱板の痛みを取る施術を行う事が重要です。 拘縮に対しては肩関節腱板の筋肉に対してストレッチや抵抗運動を行い少しずつ動く範囲を広げる努力をします。 他で治らなかったからと、あきらめないでください。必ず改善の道はあります、ぜひ当院へご相談ください。 |